103.より効果的な特典ﾌｪｱの内容

先日、ある焼肉店からこんな相談を受けました。

｢ﾒｰﾙ会員数は十分にいるが、思い切って大きな特典ﾌｪｱをしても集客につながらない…｣

その大きな特典とは ｻﾗﾀﾞ一品無料 というものでした。

お客様は美味しい お肉 を求めて焼肉屋に来店します。

なので、この特典はお客様にとって来店を後押しするきっかけにはほぼなりません。


いかに自分の店(企業)を利用したいと思えるきっかけづくりをﾒｰﾙで出来るか。

ここが勝負所です。


ﾒﾙﾏｶﾞでの販促の目的は｢ﾒﾙﾏｶﾞ配信日の集客ｱｯﾌﾟ｣だけではありません。

ﾒｰﾙ会員にもっとお店を好きになってもらったり、満足度を高めるﾌｪｱを行うことで 固定客(ﾘﾋﾟｰﾀｰ) を増やし、お店や企業の年間売り上げにつなげていくことです。


そこで一番重要なのは お店のｳﾘ=企業の主力商品 のよさを徹底的に体験してもらい、強い印象を与えることです。


例えば、餃子をｳﾘにしている中華料理屋の場合｢この店は餃子がおいしい!｣と思ってもらえなければ再来店にはつながりません。

お客様が｢今日は餃子が食べたいな。｣→｢餃子ならあのお店だ!｣となる流れを生むことが理想です。

｢餃子がおいしかった!｣と印象を残すためには短い期間で自慢の一品を何度か経験してもらう必要があります。

例えば、｢肉汁たっぷり!本格中華の自慢の餃子一皿ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ!｣

…なんてどうでしょう?


｢あの店の餃子おいしかったから行こうかな!｣と思ってもらえたら最高ですよね。

印象に残らない店と強い印象が残っている店では、再来店の確率に圧倒的な差がでます。


このように、定番のﾌｪｱとしてあなたのお店のｳﾘのﾒﾆｭｰをお知らせして、印象付けることも大切です。


｢固定客につなげる｣ためにも、特典の内容はとても重要。

以前からお伝えしている｢雨の日ﾌｪｱ｣や｢ｲﾍﾞﾝﾄ(お花見等)を利用したﾌｪｱ｣にﾌﾟﾗｽして｢お店の顔となっている主力ﾒﾆｭｰのよさ｣を伝えるﾌｪｱも定期的に行っていきましょう。

これを機会に自分のお店の看板商品が何なのか考え直してみましょう。